ヘルニアバンドとは

ヘルニアバンドとは

ヘルニアのなかには手術をしない方法で様子を見ながら手術を一切せずに改善を目指せるヘルニアもありますが、かならず手術が必要になるヘルニアもあります。手術をしないと治療することができないヘルニアの代表的な病気が「鼠径(そけい)ヘルニア」です。鼠径部とは足の付け根付近のことで、腹部と太ももの境あたりのお腹側を指します。鼠径ヘルニアとは腹壁に穴があいて腸などが皮下にとびだしてくるヘルニアで、「脱腸」とも呼ばれます。



鼠径ヘルニアの治療はあくまでも手術をおこなわないと完治できませんが、ヘルニア症状のある人のなかにはバンドをすることでヘルニアを抑えている人もよく見かけます。ヘルニアバンドと呼ばれるもので、市販のバンドはかなりの種類が商品化されています。脱腸帯とも呼ばれるヘルニアバンドは、手術が必要なヘルニアの症状をすこしでも緩和できるとあって愛用している人も少なくありません。



しかし、ヘルニアバンドはヘルニアの症状を一時的におさえることができますが、治すことができるバンドではありません。ヘルニア症状に用いられる市販のバンドは、治療ではなくあくまでも一時的な「処置」をおこなえるバンドと考えてください。ヘルニアバンドとは、ヘルニアの部位に当てて腸が外に飛び出してくるのを抑えるバンドです。しかし、バンドを外してしまうとすぐに腸は突き出てきますので、ヘルニアの症状を改善する効果は見込めません。近年では手術も安全でスピーディになってきているので、ヘルニアの症状が見られたらバンドを併用してもぜひ手術を検討してみてください。



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